今回紹介する本がこちら
著者である水上くんは、「高校生クイズ優勝」、「現役医学部の東大生」、「TV番組クイズ王のリーダー」、「大の読書好き」様々な経歴をお持ちです。そしてTVでの活躍している姿を見ると、本当に頭の回転の早さ驚かされます。

それでは具体的な書評に移って行きます。
頭を鍛える5つの習慣ってどんな本?

- 勉強
- 読書
- 記憶
- 時間
- アウトプット
この5つの要素で構成されています。どれもが人生の生産性や成果を上げるための具体的な方法やマインドの紹介がされているので、読書後今後の人生に役立つ内容が豊富!

頭を鍛える5つの習慣をオススメの人

- いつも頑張って成果を出そうとするけど、思うように成果を上げれない人
- 学生から大人まで勉強の(学ぶ)意思が強い人
- 水上くんがどのようにして、頭を良くして、成果を出したのか?
- 何をしても自分はダメだと落ち込んでしまう人
本書は一貫して「人間の弱さとどう向き合うのか?」が鍵になってきます。
自分に甘いからダメだと否定してしまう人は、具体的な解決策を知らないだけです。

頭を鍛える5つの習慣」書評・具体的な内容

多くの人が何らかの目標に対して頑張って結果を出す!と気合いによって成果を出そうとしますが、それで無理をして燃え尽きてしまっては意味がありません。成果を出すには継続して努力する必要があります。
東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣では
「無理なく続ける!」「楽をしたっていい!」「自分い甘くてもいい!」けど努力は必要です。
人によっては「甘い考えだなぁ〜」と感じる人もいると思いますが、自分の弱い部分を工夫によって補うことが、結果的に成果を出す近道になります。

勉強を無理なく続ける方法

勉強をする人には共通して目的がありますよね?
「受験合格」や「仕事のスキルアップ」まずはその目標に対して自分がどの位置に居るのか?目標達成までの距離を確認しましょう。
自分が目標に対してどの辺りに居るのか確認したら、次に
目標が受験合格だとしたら、あまりにも道筋が不透明でよね。
そこで目標を小さく設定することで、最終的に大きな目標達成に近ずければOKです。
「日めくりカレンダー式目標達成方」
- 毎日目標に対して日めくりカレンダーの様に、小さな目標を達成するだけです。
- ポイントは10時間やるぞ!と意気込むのではなく、今日は何が身についたのか?と成果に注目すること
- 毎日小さな目標を達成していると、大きな目標に対して方向性がブレてきます。そこで具体的な成果を数値として確認することで、方向性を見失わずに目標に近ずくことができます。
小さな目標を達成することで、成功体験が次の目標に対してもモチベーションに繋がります。
- 苦手分野の点数を伸ばす。(80点を⇨90点)にするより(70点を⇨90点)にする方が良い
- 無理は禁物、週に1日は休む日を作る。
- 一日の勉強で集中力が無くなってきたら、散歩に出かけて気分をリフレッシュする。
- 勉強をするのは若い時に、つまり今が一番若い!今始めるのベスト
- 先延ばしはしない!
- 一気にやるより、長期的に努力することで確実に身に付く


水上くんの読書方法


- 一冊の本を読み切る!併読はしない
- 速読は一部の情報を抜き取る事しかできいない、ゆっくりと読んで考えることが大事
- 本の読む数が増えれば自然と早く読めるようになる
- 先にレビューは見ない、真っ白いノートの様な状態で自分で考えながら本の理解度を高める
- 本には著者の伝えたいことが必ずある、著者の主張したいことを探す
- 本の情報が常に正しいとは限らない、疑いの目で読むことも大切
- 自分の好きな本ばかり読むのでいると、知識に偏りが生じるので一冊読み終えるごとに違うジャンルに挑戦する
ざーと要点を紹介したので、次に私が凄く納得のいった部分について紹介します。
「本は読みながら深く思考することで、多角的な視点や想像力が身に付く。一方速読は本の情報の一部分のインプットしか出来ないので、思考力があまり身に付かない。」



様々なことを記憶するには?




そんな疑問に的確な答えが、紹介されていました。
我々の時間は皆平等ですが、日々の過ごし方で徐々に差がつきます。
そして知識というのは、「分からない」ことを追求することが重要です。日々の生活で私たちは知らないことに遭遇しても、素通りして生活を送っています。
ですが水上くんは日々の生活の中で、「知らない」ことを素通りせず、メモをし必ず調べています。知識は日々の生活の分からないを追求する意識が大切!


そして調べた情報は寝る前の10分で振り返ることで、記憶に残る!
ここでも1日の成果を振り返ることが重要



時間の使い方


時間の使い方で人生の出来ることは変わってきますよね、ここではスキマ時間をどのように使えば良いのか紹介します。
スキマ時間とは電車の移動中や、ちょっとした空き時間です。
- スキマ時間が短い時は、英単語帳を見る・短編小説を読む
- スキマ時間が長い時は、小説やビジネス書などを読む
水上くんはこの様にして、スキマ時間を活用して常に生産性のある行動をしている。
ですが水上くんは過去に本を全く読まなくなった時期があったそうでゲームやスマホで動画を視聴して暇を潰していた経験があるそうです。
そこで気づいたのが、時間を浪費している感覚と、思考力の低下による東大での会話についていけなくてなっていた自分です。ではどの様にしてその状態から脱却したのか紹介します。
- スマホはポケットサイズだからこそ、常にみじかに存在する
- 物理的にスマホとの距離を離す、(バッグの中に入れる)(家では充電器に挿して、自分の部屋ではない場所に置く)などの工夫をする
- スマホのアプリによって、時間を管理する
- スマホのアプリを整理する、要らないものは消去
ポケットにあるから、気になってしまう。それは意志力でどうにかなるものではない、だから物理的に距離を置く。
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オススメのアウトプット
アウトプットは人に教えたり、談義することでOK
会話をするときのポイントは、自分が話したい結論を決めることで、「最終的に何が言いたいの?」が解消される。
ツイッターなどでアウトプットするのもOK
まとめ
「頭を鍛える5つの習慣」著者水上颯
いかがでしてでしょうか?
5つのポイントをまとめると
- 勉強は小さな目標を達成して、具体的な数字により成果を確認する
- 本は情報も大事だが、それよりも何を考えるのかが大切
- 知識は日々の生活のわからなを追求する
- 時間は暇だからスマホをいじるのではなく、意味のある時間に変える
- アウトプットは誰かの為になるように心がける
何度も言いますが人間は自分に甘い部分があります。それを意志力や、やる気で治そうとするのではなく、まずは受け入れその次にどのように対策すればよいのか?そして実際の行動に移すことが、人生にとって生産性を上げることに繋がります。
今日から始められる頭を良くす5つの習慣、頭を良くしたい方は是非チェック