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社会問題になりつつある、「正義中毒」とは何なのか?具体的な対策方法も紹介!

近年社会問題に上がる、「正義中毒」についてご存知でしょうか?

脳科学社の中野信子さん、著書の「人はなぜ他人を許せないのか?」で紹介されたことで、一気にSNSやメディアで有名になった言葉ですが

正義中毒とは一体どんな意味で、この言葉がなぜ社会問題になっているのかについて、現代社会を生きる私たちは、知っておくべきだと私は思ったのでこの記事で詳しく、正義中毒について紹介させてただきます。

 

そもそもに正義中毒に関心がある人は、主にこんな人ではないでしょうか?

  • SNS上でたびたび起こる炎上騒ぎについて、意味がわからない人
  • 人と話していて、自分が正しいと思い発言したことで関係が険悪になったことがある
  • コロナの渦中でマスクをしていな人や、自粛をしていない人に対して過度に嫌悪感を覚えた。

 

最後のコロナの渦中でマスクをしていない人、に対して絶対にマスクをするべきなんだから、マスクをしていない人は「頭がおかしい!」これがわかりやすい正義中毒ではないでしょうか?

 

では具体的に正義中毒とは何なのか?紹介させていただきます。

正義中毒とはどんな意味なのか?

「人は、なぜ他人を許せないのか?」ではこのように紹介されています

人は他人に正義の制裁を加えるときにドーパミンが分泌される

ドーパミンは脳内で分泌される物質で快楽に関係が深く

ドーパミンが脳内で分泌されると、人はそれを気持ち良いと感じもっと欲しいと思うようにできています。

 

これを正義中毒に当てはめると

「マスクをしていない人はおかしい!」

だからその人に対して正義の制裁を加えることで、気持ちが良くなる。

 

もちろん、コロナ関係以外でも正義中毒は色々な部分で発生しています

  1. 芸能人の不倫やスキャンダル
  2. SNSで炎上している人を叩く
  3. 居酒屋の席でついつい自分気持ちを優先して、相手と不毛な口論をした

 

正義中毒とは、言葉以上に厄介なもので、正義中毒によって引き起こされる不幸について紹介していきます。

正義中毒に陥ると起こる、不幸について

私たちは人と関わることで、幸せを感じたり

議論を交わすことで、より良い方向性やアイディアを得られますが

正義中毒に陥ると生活の中で、「相手の粗を探す」ようになります。

なぜなら自分の正義を振りかざすことで、快楽物質のドーパミンが分泌されてしまうからです。

 

とにかく相手の粗を指摘し、自分の優位性を保ちたくて仕方なくなる生活をしていると

正義中毒を満たすために、自分を利用された側にとっては不愉快でしかなく、自分自身も後から正義中毒の反動で、後悔することになります

 

そして人との関わりで得られるものが、少なくなってくると一人でいる方が楽になり、最悪自分の殻に閉じこもるなんてことに・・・

 

「正義中毒なんてのは、自分も関わった相手も不幸にしてしまうので

多くの人が一刻も早く治したいと思っています。」

私もその一人で、お酒に任せてついつい友達に強い口調で「あ〜だこうだ」と言ってしまったことをいつまでも後悔しています。

 

それではなぜ人は「他人に正義の制裁を加えるとドーパミンが分泌されるなんて、厄介な作りになっているのでしょうか?」

3つのポイントに分けて紹介します。

1,集団生活によって繁栄してきた過去がある

ご存知の通りホモサピエンスは集団生活を得意とし、人と協力をして繁栄してきました。

ですが集団で生活する以上、自分が所属する集団意外は敵意の感情が生まれてしまうのもまた事実です。

 

これには集団心理が関係していて

自分の集団は心地が良いと感じる一方、他の集団には攻撃的になるという集団バイアスがあり。

現代では集団でももちろん、SNSなどで自分の意見が合う人は正義で、自分の正義と反する意見を持つ人に対して、攻撃をすることでドーパミンが分泌される仕組みが出来上がっています。

学校生活を例にすると、所属するグループは心地が良く、他のグループはどこか「馬鹿にする」と言った現象がわかりやすいです

日本の学校生活をわかりやすく、言葉でまとめるとい

「破滅的な天才児」より「従順な優等生」が先生含め、生徒からも好かれる。

2.脳の衰えにより、保守的になる

私たちが違う意見に共感や関心を抱く時、前頭皮質(人間が進化の過程で成長してきた物を考える、理性的な部分)を活発に働かせ、柔軟な思考をしているのですが

 

脳が衰えてくると前頭前皮質が衰え、保守的な思考になってしまいます。

「頑固になる」「自分のお話しグループ以外の人には、敵意を剥き出しにする」

など高齢の人によくありがちな現象です。

 

脳の前頭前皮質が成長のピークを迎えるのが、25歳〜30歳とされておりますので

こういった脳の仕組みもまた、正義中毒を引き起こす原因となっています。

 

ですが、歳をとっても保守的ではなく、柔軟にアイディアや価値観を共有できる人もいます。

その人たちの大きな特徴が、常に新しいことに挑戦していることや、あとで紹介する「正義中毒にから抜け出す方法を経験的に実践している人になります。」

3.日本という国が他の国よりも和を大事にする

日本人が和を大事にするのは、島国であること、鎖国をしていた歴史がある

という事実意外にも、江戸時代には人口の3000万人を超えると、食糧が不足してしまうという、食糧飢饉の歴史があったからです。

 

これは貿易により食糧を調達できなかった頃で、日本特有の自然災害が起れば多くの人が飢饉によって死んでしまうそんな歴史があり

そのため日本人は、他国の人よりも「未来に対しての不安」と「協調性が強くなり」

集団バイアスが強く働いたことが、影響しているのです。

日本とフランスを比較したとき

「日本とフランスを比較した、内容が本の中に紹介されており」

  • 日本人は議論を苦手として、フランス人は議論を得意とする
  • 日本人は議論ではなく、人格について話始める
  • フランス人はその議論の良い部分・悪い部分を自分の意見と吟味して発言ができる

 

文章にすると少し大袈裟な気もしますが、何となくイメージできてしまうのが今の日本の現状であり、それ以上に「自分の意志や意見を持っていない日本人が多い」そんな気までしてきます。

 

やはりこれも集団の目的を優先し、自分の意志や意見は二の次という背景があるのでしょう。

もちろん日本人以外にも人間全般的に言えることで「アイヒマン実験」などがわかりやすい例になります。

 

このように正義中毒を起こしやすい、背景があり

正義中毒に陥ると、相手の粗を探し、所属していない集団にはバカだとレッテルを貼り

人間関係で本来なら得られたかもしれない物を、いつの間にか無くしてしまいます。

 

それではどのようにして正義中毒から脱却できるのでしょうか?

その方法について紹介させていただきます。

正義中毒や集団バイアスから脱却する方法

1.基本的な生活習慣を見直す

基本的な生活習慣の見直しは、少し気をつければ誰でもできる内容です。

・アルコールによる認知機能の低下

・睡眠不足による認知機能の低下

・ストレスによる心の余裕の低下

 

こう言った事前に防げることに注意して、生活習慣を見直しましょう。

大切なのは、「心に余裕」「脳に考えるスペース」を持つことです。

2.脳を活性化さて認知機能を上げる方法

結局は理性的に自分の考えや相手の考えを思考することが大切で

脳の衰えを防ぎ、逆に脳をトレーニングする方法になります。

 

「脳を活性化させる方法」

  • 新しいことにチャレンジする
  • 自分を客観視しして、自分が正しいと思っても相手の意見をしっかり聞いて良いところ、悪いところを考えるようにする
  • SNSなど自分と同じ価値観人ばかりの意見を聞かない
  • 普段読まない本を読んでみる
  • マインドフルネス により、客観的にみるトレーニング

具体的に何をどうすれば良いという内容までは、紹介しませんが

 

一番大切なのが、自分が正義中毒になりそうだと客観的に感じ取ることです。

一言で言えば感情的にならず、冷静に物事を捉えるようになりましょう!ってことですね

まとめ

SNSによって自分の意見に、善悪以上に「正義中毒」や「集団バイアス」による批判が多く見られるようになっていると感じています。

 

本書でも紹介されていましたが、そういった物とは距離を取り、自分が参加・巻き込まれないようにすることも大切です。

多くの人が心にゆとりを持ち、自分の意見をしっかりもち、相手の意見にちゃんと話を聴けるようになることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。