リモートワークが増えると、家で気軽に仕事をできる時間が増えてくると思います。
そこで職場では音楽を聞いて仕事をしずらかったけど、家でなら音楽を聴きながら仕事できるようになる人が増えると思います。
ですが本当に仕事をしながら音楽を聞いて大丈夫!?ってことを今回紹介します。

- 音楽を聴きながら仕事をすることに疑問を感じている人
- 音楽を聴きながら生産性が上がる気がする人
[結論]音楽を聴きながら仕事をすると生産性が下がります!
非常に残念ですが、音楽を聴きながらの仕事はお勧めできません。

自分なりにメリットとデメリットを比較して、音楽を聴きながら仕事をするか選んでいただくことをオススメします。
音楽を聴きながら仕事をするメリット


音楽を聴きながら仕事をするメリットは主に
- テンションを上げて仕事をしたい時
- 外で仕事をするときに周りの雑音がうるさい時
- 疲れた時にリラックスしたい時
このような場面で音楽を流すことの恩恵を受けることができます。


具体的な理由について紹介していきます。
1.曲の選択次第で気分が上がる
気分が下がっている状態で、仕事をしてもなんだか集中できる気がしないですよね?
そんな時にアップテンポな曲を流すとテンションを上げて仕事をすることができます。
これは曲を聴くことで、「自分は今から仕事を頑張るぞーって」思い込むことで、実際に気分を上げて、仕事に望むことが出来るようになるという方法です。


理由についてはあとで解説しますが、テンションがある程度上がったら音楽は止めて仕事に向き合うことが大切
2.周りの雑音をシャットアウトできる
周りの雑音がうるさいとせっかく集中して取り組んでいたのに・・・と気が散ってしまいますよね?
そこで音楽やイヤホンをつけることで、雑音をシャットアウトすることで、集中力を継続させることが出来る!
大学の研究の結果
集中力は一度切れると、元の状態まで戻すのに27分も時間がかかる。
私の場合ですが30分かけて、徐々にエンジンを掛けて仕事に集中する状態を作ります。
そこで集中力が切れるような雑音があると、また30分ほど時間をかけなければいけないと思うと。。。。


オススメはノイズキャンセリング機能のイヤホンね
両方とも値段は高いけど、その分周りの音を完全にシャットアウトしてくれるので、その分生産性が爆上がりするので、元を取るのなんて一瞬です。
3.曲の選択次第でリラックスできる
先ほどはテンションを上げるために音楽をオススメしましたが、今回はリラックスつまり休憩がてらの音楽を聴くことをオススメします。
仕事は30分集中したら5分休むことが、生産性を上げるのに良いとされています。
人間の集中力が大体30分なので、その時間を超えてだらだら仕事をしていても良くないよねってのが理由です。
30分集中して5分休むときにリラックスする音楽を聴くことで、しっかりと休憩することができます。


休憩するときはこの1曲ってのを決めておくとgood
音楽を聴きながら仕事をするデメリット


正直音楽を聴きながら仕事をするメリットに関しては、本当に音楽が好きで「気分を上げることが出来る人や」「しっかりとリラックスできる人」には良い方法です。
ですが、あまり音楽にから恩恵を受ける自信がない人にはオススメしません。
自分を「思い込ませる」ことが大事なので・・・「音楽の効果があまりプラスに働かないんですね」
それでは音楽を聴きながら仕事をするデメリットについて紹介していきます。
1.脳がマルチタスクになり、生産性が下がる
(音楽を聴きながら)、(仕事をする)これってマルチタスクと呼ばれる
複数の作業を同時にこなしている状態を指します。
<マルチタスクの影響>
私たちは複数のことを器用にこなせる!と、勘違いしているだけなんです。
脳は一つのこと=「シングルタスク」で作業することを得意としています。
マルチスクで作業したところ、生産性が40%下がるというデータも存在する!
歌詞がある音楽を聴きながら、文章を書く仕事をした場合
<耳から受信される言語を処理して><目で見る言語を処理して><それを実際に入力して>とこのように様々な処理を脳に行わせようとしているんです。


2.いつもの場所で音楽を聴く=脳がパニック
仕事をするときは同じ場所でやる方が捗る経験がありませんか?
脳は作業と環境を結び付けて覚える習慣があります。
つまり「家はリラックスする場所」で、「いつものカフェは勉強や仕事をする場所」
そこで「いつもの」カフェで音楽を聞いてしまうと、脳があれ!仕事じゃなくて音楽を聴くの!?「仕事じゃないの!?」ってパニックになってしまうんです。
基本的に同じ場所で、同じ作業をするのが一番脳に優しく、生産性を上げるのに繋がります。


3.集中力が切れる
みなさん音楽を何で聴きますか?
もしスマホで聞いていたら、それは注意した方がいいかも
スマホで音楽を流すと必然的に、誘惑が多くなります
- SNSの通知
- スマホのアプリ
- 音楽のチョイス
誘惑が多ければ多いほど、集中に使うための意志力が減ってしまい。
結果的に集中して作業する時間が減ってしまいますので、スマホや音楽とは物理位的に距離を取ることをオススメします。



4.自制心を消耗する
自制心や意志力は集中して仕事をするのに欠かせない!
もしYouTubeから音楽を選ぶ人は、仕事をするために「オススメの動画を見ない」・「面白そうな動画を見ない」このように自制心を働かせて、音楽をチョイスしています。
そしてシンプルに流す音楽を選ぶ際にも、意志力を消費しています。
自制心や意志力は、バッテリーと同じように使うほどに消費して、ゼロになれば充電(休憩が必要)です。
仕事や勉強など集中したいときはなるべく自制心や意志力を消費しないように気をつけましょう!
音楽を聴きながら仕事をしていい良い時


音楽を聴きながら仕事をしても、別に問題ない場合もありますので、紹介します。
この時も基本的に音楽は、歌詞がないものをオススメします。
1.頭を使わない単純作業
頭を使わない作業とは
肉体的労働だったり、ファイルの整理やいつもの単純なルーティン作業のことを指します。
音楽を聴くことで、マルチタスクになっても生産性が落ちにくい作業のときは大丈夫です!


3.仕事をする前に
どうしても仕事の気分が乗らないときは、仕事をする前に「自分の大好きな曲を流す!」
気分が乗ってきたら曲をストップして、作業に取り掛かるこでストレスなく仕事に望める
基本的にやる気というのは、「作業を始める前」に起こることはありません。
「作業を始める」ことで、初めてやる気が湧いてくるのです。
これを「作業興奮と呼びます」
詳しく知りたい方はこちら



音楽を聴きながら仕事をしてはダメな時


今度は音楽を聴きながら仕事をするとダメな場合を見てみましょう
1.頭を使う仕事の時
頭を使って仕事をしたいときは、音楽は聴かない方がいいです。
基本的に単純作業以外は音楽は聴かないで、仕事と向き合うことでシングルタスクの100%の集中した状態が仕事の生産性を高めます。
2.時間を無駄にしたくない時
仕事の集中が切れたから、「なんとなく音楽を聴きながら作業しよう!」と思うことがありますが、この作業が気づかぬうちに仕事を終わらせる時間を伸ばし、結果的に時間を無駄にしてしまいます。
集中してさっさと仕事を終わらせたい、と思っている
そこの貴方!「音楽を聴きながら仕事するのは時間を無駄にしているのと同じですよ」
結局音楽を聴きながらごとするのは「良いの悪いの?」
「本当に単純作業で退屈すぎて、逆に仕事の生産性が落ちそうなときは」
音楽を聴きながら仕事をしてもOK
「集中して仕事をしたいときや、生産性を高めたいときは」
音楽を聴きながら仕事をしてはNG
普段からなんとなく音楽を聴きながら仕事や勉強している人は、自分のしていることが生産性を下げていたなんて信じたくないかもしれませんが、本当に集中したいなら音楽は流さない方がいいでしょう。