皆さんは「感情をコントロールできているでしょうか?」
おそらく多くの人が感情をコントロールすることを苦手としています。
アメリカを対象にした調査では、感情をコンロールできていた人は全体の36%しかいませんでした、つまり残りの6割りの人は感情をコントロールすることを苦手としていたことになります。

感情をコントロールするとは?
「自分が体験する全てのことに対して、感情に支配されずに、理性的に対応できるようになること」
<例えばこんな経験はないでしょうか?>
- 明日早起きするために早めに寝ようと思っていたのに、夜遅くまでお酒を飲んでしまった・・・
- 本来は怒りたくないのに、自分以外の誰かにイライラをぶつけてしまった。

まずは「自分が感情をコントロールできない人の特徴」に当てはまっていないのか?確認していきましょう!
感情をコントロールできない人の5つの特徴

自分の感情をコントロールできない人のほとんどが
「自分の感情に気づいていない」そして「自分の行動が相手に及ぼす影響をに気づけていません」
1日を通して感情は何度も何度も「貴方の心の扉をノックしてきます」
感情には「トン・トン」と扉を叩く音がありませんので、感情に気づくのは容易ではありませんが、
感情に気づくことができる人は「常にWHY」と自分に問いかけることで、感情に気付いています。
あたなは自分に「WHY」なぜ?っと問いかけているでしょうか?
- なぜ自分は「めんどくさがっているんだろう?」
- なぜ自分は「イライラしてるんだろう?」
- なぜ自分は「人に嫌われることをこんなに怖がっているんだろう?」
<自分の感情に気づけない人の特徴>
に自分が当てはまっていないのか?確認してみましょう。
1.自分で決めたルールを守れない


自分のダメな部分に気付いて「ルール」を決めるんだけど、色々と理由をつけてルールを破ってしまった。「結局自分はダメなやつだ」
このように決め付けてしまっていないでしょうか?
何かきっかけがあって、自分のダメな部分に気づくことはよくあることです。
そこでルールを決めても(習慣など)自分の感情をコントロールできない人は、直ぐに感情に支配されてしまい、そのルールを守ることができません。
2.感情を剥き出しにしてしまう

相手が怒鳴ってきたら、自分も相手に合わせて怒鳴り返してしまった、そんな経験はないでしょうか?

ですが自分の感情が相手の感情にいちいち左右されてしまっていることが多いとそれだけで、本来自分が言いたいことと離れてしまいます。
そして自分が感情を剥き出しにして、相手を困らせていることにも気づけなくなってしまいます。
人間関係で自分の感情を剥き出すことのメリットは非常に少なく、敵を作る原因になりかねます。
3.相手の話を聴くことができない


相手の話をしっかり聴こうと思うと、自分の退屈という感情に気づいて、その上で感情をコントロールして「傾聴」をしなければならないんです。
感情のコントロールができないと、退屈という感情に直ぐに支配されて
- 早く話終わらないかなぁ〜
- こいつになんて言ってやろうかぁ〜
- 今日の夕飯はどうすようかぁ〜
って無意識の感情に支配されて、まともに話を聴くことができません。

4.集中力が短い

「疲れた〜」「だるくなてきたぁ〜」こう言った感情は集中力の妨げになります。
感情に対して正しいアプローチができないと、そのままネガティブな感情に支配され、集中して何かに取り組むことができません。
「よく気が散るが、しっかりと集中して何かをやり遂げることもいます」
そういった人は「自分が気が散ることをすぐさま認識して」、やるべきことに意識を集中させることができている。
集中力が持続しないと、何をやってもうまくいきません
いち早く自分の感情に気づくトレーニングをする必要があります。

5.現実を見ようとしない


何か目標を決めても努力せず達成することが出来ないことに嘆く人がいます。
これは自分の力量を理解していないことで起こります、自分の能力に目を向けることは「良い部分」と「悪い部分」両方に目を向けなければいけません
感情をコントロールすることが出来ない人は、自分の「悪い部分」に目を向けることが非常に苦手です。目を向けた途端「自分にはきっと無理だから」とネガティブな思考になってしまい。
結果的に理想の自分しか見ることが出来ず、現実と目標達成までの距離に解離が生まれます。
大事なのは、自分の「悪い部分」を認めてどれぐらい「努力」しなければいけないのかを正確に測ることです。
感情をコントロールできる人の5つの特徴
1.規則正しい習慣がある


感情をコントロールすることができる人は、「規則正しい習慣がどれだけ自分にとってプラスに働くかを熟知しています。」
正しい習慣を作るには、自分は何が苦手なのかを正確に理解する必要があります。
自分をしっかりと理解している人は、困難な習慣でも「工夫と努力」によって作ることが出来ます。





2.すぐに冷静になることができる


日々の生活は予期せぬトラブルが付き物です
- 誰かのミスで怒りの感情が湧いてくることも
- 不幸によって、悲しい気分になるともあります。
ですが感情をコントロールできる人は
感情に支配されている状態が自分にとってマイナスであることを理解しているので、直ぐに自分の感情に気づいき、冷静になることが出来ます。





3.誰とでも良質なコミュニケーションを取れる


感情のコントロールができる人は、感情が基本的に一定で不機嫌にならないので、人から安心されることが多いです。
こんな経験はないでしょうか?
- 「なんでこの人私のこと、こんなに分かるの?」って
他にも
- 「ここのお店の接客ってすごい気分がいいなぁ〜」など
これらは相手が「感情を察する能力が高い」ので貴方がそのように感じたのです。
自分の感情のコントロールが出来る人は
相手の感情に気づく能力が高く、相手に何を言えば適切なのかを常に考えることができるので、だれとでも良質なコミュニケーションを取ることが出来ます。
4.決めた目標に対して努力できる


感情をコントロールできるようになると、目標に対して努力できるようになります。
目標を達成するためには、やる気以上に「やる気が出ない日」も頑張ることが重要です。
「今日はだるいなぁ〜」って思う感情に気づき、理性を働かせて、それでも「頑張ろう!」と思える強さがあります。
人間なんて、人生の70%がテンションが低いんですよ。
けど低いテンションでも目標に対して「努力」できる人が成功するんです!



5.人に振り回されることが少ない


感情をコントロールできる人は、自分の「軸」がしっかりと存在します。
なので人から何かされても、自分の軸と照らしあわせることで、人から振り回されことが少ない
- ポジティブな影響は素直に受け止め
- ネガティブな影響は直ぐに自分の軸のそとに放り出すことが出来ます。
周りにいませんか?
「自分の考えをしかり持っていて、それでいて周りの人とうまく協調しあって成果を出している人」
その人はしっかりと自分の感情に気づき、コントロールすることで客観的に周りの人たちの感情を察することが出来ている。


「感情コントロールのプロ」です、プロになると「周りに振り回されることがないので、無駄なトラブルが少なくなり、自分や周りのために頑張ることが出来ます。」
感情をコントロールする3つのメリット
1.仕事で結果を出せる


「感情がコントロールできるようになると」
- 目標に対して正しい努力出来ます。
- 感情に気づけるようになると・相手の感情にも気づけるようにもなります。
この二つは仕事で一番大事とされる「きちんと成果を出す」そして「良質な人間関係を構築できる」という二点に関わってきます。
正直この二つがあれば「仕事で結果出すのは必然と言っても過言ではないですよね?」
もちろん仕事で成果を出すには、他にも様々な要因が複雑に存在すると思いますが
「人間関係」や「モチベーションに左右されない」ようになれば、確実に仕事での悩みは減りますよね?
無駄に悩んでいる時間が無い人は、思考がクリアになり多角的に問題に取り組むことができるので、


2.人間関係のトラブルが減る


感情がコントロールできることが、どれだけ人間関係に大切か紹介します。
- 自分の感情に気づけるようになると
- 自分の感情を管理することができるようになり
- 自然と相手の感情にも敏感になり
- 相手に対してどのように接することが一番適切なのかを考えるようになり
- 「実際に行動に移せるようになる」
相手の感情を察する力は、不要なトラブルを減らし
良質な人間関係を築くのに大切になってきます。
3.自分で努力することができる




いいえ多くの人は、自分の意思決定で努力していません。
- 会社で上司に怒られたく無いから
- 周りの人に仕事が出来ない奴だと思われたくない
など自分の軸以外の要因に左右されて努力をしています。
感情をコントロールしている人は、自分の意思決定で努力しています。
- 自分の得意分野に気づき
- 正しい努力ができる
感情をコントロールすための3つのポイント
1.感情に気づく


何度も登場している「感情に気づく」という言葉ですがそれほどに大切なことです。
全ての基盤になるのがこの「自分の感情に気づく」ことになります。
自分を知らなければ、何をするにしても地に足がついていないで、感情という波に流されてしまいます。


2.感情を管理する


感情に気づくだけでは、足りないですよね
気づいた感情に対して正しいアプローチをすることで、冷静に思考しなければいけません。
<例>
- 目の前に熊が現れて
- すぐさま逃げ出したら襲われてしまいますよね
- 感情に気づき・冷静に思考することの重要性はここにあります。
日常の体験全てに感情は反応します、まずは感情に気づき冷静な思考をすることを当たり前にできるようになりましょう。
3.行動に移す


自分の感情に「気づき・管理して」「冷静に思考」した後は行動に移すことで初めて結果として現れます。
自分の行動に変化を感じられるようになると、そのときの「行動が本当に正しかったのか?」を考えるようになり、どんどん正しい行動や選択を取る精度が上がってきます。


感情をコントロールする3つの方法
1.小さな感情の動きを書き留める


非常にシンプルな方法で感情に気づけるようになります
それが
- 「感情が動くような体験をしたらメモに書き留める」こと
- 「自分の行動を記録して、行動に対して感情を添えること」
まずはこの2つのシンプルな方法を実践しましょう。
感情は直ぐに忘れてしまうものです、一度忘れた小さな感情を思い出す人はいませんよね?
そこで自分の体験に対する膨大なメモをとりまくることで、感情を振り返ることができるようになります。
とりあえず感情の気づきをメモしてみると、脳がクリアになります。
感情というのは気づかぬうちに、脳の作業領域を消費していることがあります。
不安や悩みを書き出すことが結果的に、生産性の向上につながります。
2.なぜ感情を抱いたのか?解決策を考える


1日の最後に感情を記録したメモ振り返る時間を設けましょう。
そのメモで
- 自分の治したいところは?
- 本当にこの時の行動が正しかったのか?
- どうすれば改善できるだろうか?
この3つを感情のメモから考え出してみましょう。
感情を振り返り、問題点を改善する習慣を作ると
日々の生活での問題点が減り、
逆に何をすることが自分にとって正しい選択なのかが分かるようになるので、仕事や人間関係がより良い方に向かいます。
3.行動に移す


- 感情のメモを取りましょう
- メモから改善点を見つけましょう
- 日々の行動を少しずつでも自分が正しいと思う方に変化させましょう。
「メモをする」そして「振り返る」
この2つを実際に行動に移すことが、何よりも大切です。
方法論を知っていても、実践して自分のものにしなければ知識で止まってしまいます。
まとめ
感情をコントロールするためには
- 「自分の感情に気づき」
- 「感情を管理して」
- 「正しい行動をとる」
この3つを繰り返すことで、感情に支配されず、なりたい自分になるための努力できるようになりますので、頑張ってくチャレンジしてみましょう!
もっと多くの感情をコントロールしたい人はこちらの記事をお勧めします


